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2005/05/20

ベッドで生活60日間

女性12人、ベッドで60日間の実験
3月19日から60日間、ドイツ、フランス、ポーランド等欧州7カ国12人の女性が、フランス・トゥールーズの研究所で寝たきりの状態で過ごした。長期間宇宙飛行をする場合の骨や筋肉など身体的、精神的影響を調べようという実験。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)では男性が参加して同様の実験を行ったことはあるが、女性だけの実験は初めて。 (DSPACE)

食事、入浴(シャワー)、トイレも含めた日常生活をすべてベッドに寝た状態で行うという実験。前回、男性が実験を行った際には、被験者に1万ドルの報酬が与えられたそうだ。

「60日間寝たきり生活でお金がもらえるなんて、怠け者の自分にはもってこいの仕事」と思う人もいるかもしれないが、精神的にかなりキツイと思う。4年前に手術で入院した際に、術後10日間寝たきり(上半身を起こせない)生活を余儀なくされた。初めての入院での緊張や術後の痛み、身体を動かせないというプレッシャー等々で、それは辛い毎日だった。

24時間がものすごく長く感じられた。寝たままだと本も読みにくいし、テレビも眼が疲れるので、テレビの音を聴いているか、音楽を聴いていることが多かった。PDAか小型のパソコンなんかがあれば、ある程度は気が紛れるのかもしれない。術後数日は食事がノドを通らなかったが、やがて鏡を見ながら器用に食べられるようになった。

排便は看護師に便器を差し込んでもらい、用を足した後でお尻を拭いてもらった。初めは屈辱的だったが、すぐに慣れた。慣れたというか、恥ずかしさはなくなったのだが、看護師の方に申し訳ない気持ちで一杯だった。いくら仕事とはいえ、他人のウンチの始末をするなんてイヤだよね。この実験ではトイレはどうやってしたのだろう?シャワーもそうだけど、すごく興味あるなぁ。

寝ながら脚の運動をしてた甲斐もあり、11日目にベッドから降りた際、自分の力で立つことができた。それでも筋肉がかなり落ちているので、しばらくは歩行器を付けて歩いた。10日間寝たきりでさえこうなのだから、60日だと余程毎日筋力トレーニングをしない限り、自力で立てないと思う。

1万ドルあげると言われても、60日間寝たきり生活はお断りします!

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