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2006/02/14

トリノオリンピック女子モーグル考察

5位でオリンピックを終えた女子モーグルの上村愛子選手。ニュース記事によると「自分の得点を見てやっぱりメダルはないと思った。」と語ったとのこと。メダルのラインが25点台というのは分かっていたようだ。滑走後の順位は2位だったが、3位以内に残るのはかなり厳しいということが認識できていた模様。

女子モーグルのビデオと採点表を再度チェックしました。上村選手の問題点はやはり三つ。①第1エアーのヘリコプター、②ターンのスコア、③タイム。

第1エアーでヘリコプターを跳んだ選手は9人。上村選手のスコアは平均1.65pointで9人中7番目。1番高い点数を出した金メダルのJennifer Heil選手は 2.4point。確かに高くきれいなエアーでした。上村選手との点差は 0.75point。これに難易度の係数1.39をかけると「1.04point」。第1エアーだけで約1pointの差がついてしまっています。昨シーズンは 2点台を何度も出していたのだが、今シーズンはヘリコプターにキレがないようです。

上村選手の第2エアー(コーク720)は 2.1point。これに難易度の係数1.65をかけると「3.47point」。これは全選手の第1・第2エアーの中で最高得点です。Jennifer Heil選手の第2エアー(バックフリップ)は「3.13point」。第2エアーでは 0.34pointのアドバンテージ。昨シーズンのW杯で優勝した試合でもコークの点数は「3.38point」。「3.47point」は決して低い評価ではありません。

上村選手のターンは 12.5pointで第8位。Jennifer Heil選手のキレ味鋭いターンは 13.8point。ターンだけでも 1.3pointの差をつけられています。4.3平均で12.9pointは取りたかったところ。

上村選手のタイムは 28.47秒(5.76point)で15位。ペースタイム28.96秒。遅くても27秒台後半が妥当なライン。Jennifer Heil選手は 26.69秒(6.25point)。0.49pointの差。

結局、他の選手より秀でていたのは、第2エアーのみという結果でした。やはりケガによる準備不足は否めない。でも5位という結果は現状でのベストリザルトなのではないか。テレビに映る表情からは、オリンピックを楽しめたようにも全力を出し切って吹っ切れたようにも見えなかったが、十分頑張ったと思います。コークめちゃめちゃカッコ良かった!オレが審判だったら迷うことなく「2.5point」を付けたと思います。

今回2位だったKari Traa選手は上村選手より5歳年上。アイコが闘志を失わない限りまだまだ戦えます。バンクーバーオリンピックでメダルを手にするのも決して夢ではありません。

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