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2006/05/11

SUPER AGURI F1チーム 井出有治のライセンス取り消し

FIA(国際自動車連盟)はSUPER AGURI F1チームに対し、セカンドドライバーである井出有治選手のスーパーライセンス取り消しを通告した。スーパーライセンスとはF1グランプリに出場するためのライセンス。

SUPER AGURI F1 TEAM 公式見解
井出有治のスーパーライセンス取り消しに関する経緯について


第1戦から第4戦まで予選最遅、決勝ではリタイヤか最下位。さらに第4戦のサンマリノGPではスタート直後に接触事故を起こし、FIAからの要請によって第5戦ヨーロッパGPでは第3ドライバーのフランク・モンタニーが出場した。井出選手の処分は保留となっていたが、スーパーライセンス取り消しという非常に重い処分が下された。簡単に言うと、「あなたがレースに出場すると他のドライバーに迷惑がかかるので、顔を洗って出直して来てください」ということ。


単に未熟だからという理由でライセンス取り消しというのは聞いた事がない。これは井出選手が未熟というだけでなく、SUPER AGURIチームのF1参戦自体が時期尚早という事を示唆してるのではないか。「もはや金さえ払えば参戦可能という時代ではありませんよ」ということ。


井出選手にとっては全く迷惑な話だ。ろくにテストも出来ない中で彼は精一杯頑張ったと思う。それでも「未熟」と言われるということは、SUPER AGURIチームが井出選手をセカンドドライバーに起用したことが間違っていたということ。元F1ドライバーである鈴木亜久里が代表を努めるチームなのに、F1で通用する選手を起用できなかった(しなかった)とは由々しき問題だ。


日本がバブル景気で潤っていた当時は多くの日本企業がF1界に参入したが、バブル崩壊間もない頃は「こんな奴にまでライセンスを与えちゃうの?」と思えるドライバーもいた。それまでは、F3もしくはF3000で総合優勝の経験のある者、または同等の技量を有する者だけにライセンスが発行された。しかしながら日本でもヨーロッパでもレースで全く結果を出していない日本人ドライバー「井上隆智穂」が1994年のF1GPに突如参戦。もちろんF1でも全く結果を残せず二年で姿を消したが、彼はF1フリークにとって忘れられないドライバーである。


あるレースで彼はマシントラブルにより車を降りることになったのだが、ピットに戻る途中でなんとマーシャルカー(事故処理を行う車)に轢かれてしまったのだ。F1ドライバーがマーシャルカーに轢かれるなんて、後にも先にも聞いたことがない。


こんなドライバーでもライセンス取り消しにはならなかったというのに.....

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