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2006/10/30

スケートアメリカ2006 女子フリー レビュー

安藤美姫選手、グランプリシリーズ初優勝おめでとう!
いろいろあったけど、良かったネ。

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安藤美姫はショートプログラム、フリースケーティング共にパーソナルベストのスコアを叩き出し、トータル192.59点で見事優勝。フリースケーティングでもノーミスで、ジャンプが冴え渡っていました。フリーのTES(技術点)70.73点は、女子では過去最高得点ではないだろうか。
他の選手が3回転のコンビネーションを1回から2回しか入れて(成功して)いないのに対し、3ルッツ+3ループ、3トウループ+2ループ+2ループ、3フリップ+2ループと3回入れて、全てバッチリ決めています。特に3ルッツ+3ループは「+1.00点」と高評価。
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安藤美姫のスパイラルシークエンスは本当にきれい。SPでもフリーでも非常に高い評価を得ています。
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スピンも高評価で個々の技の精度は高かったのですが、技のつなぎや全体的な流れは今ひとつ良くなかったという印象を受けました。演技として見た場合、ショートプログラムのときのような引き込まれる感じがありませんでした。でも解説の佐藤有香も言っていたように、この点はこれからの課題ということで良いかと思います。安藤が「フリーは自信がない」と語っていたのは、この部分なのかもしれません。
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放送を見ていて思ったのですが、採点結果が自己ベストを更新しているのに、安藤美姫はなぜもっと喜ばないのでしょう?ショートプログラムでもそうでした。評価にかかわらず、自分の満足行く滑りができればそれで良いということなのかな?

安藤美姫の次戦は第4戦フランス大会(エリック・ボンパール杯)。キミー・マイズナー、ユナ・キム、ジョアニー・ロシェットが出場します。よほどのことがない限り、4位以内は堅いでしょう。3位以内であれば、グランプリファイナル進出確定と思われます。


浅田真央はステップからのトリプルアクセルに失敗してしまいました。キャンベル・カップでも失敗、転倒していましたが、練習ではどの程度成功していたのかな?本番で試す価値があるほど完成度は高かったのでしょうか?恐らくトリプルアクセルが失敗してもそれ以外の演技で高得点を得られると踏んでいたのでしょう。コーチも本人も最初のジャンプ失敗が後の演技にあれほど悪影響をもたらすとは考えていなかったのだと思います。

次戦も同じ技を使うつもりなのでしょうか?成功しても1.00~2.00の加点だと思うので、リスクを背負ってまで挑戦する必要ないように思うのですが。今回3位だったので、次戦は2位以上でないとグランプリファイナル進出は難しいと思われます。NHK杯には中野友加里、村主章枝も出場するので、今回同様の結果になれば3位になる可能性もあります。チャレンジングでないと面白くないのかもしれませんが、安全策で行くのが得策ではないかと思います。


SPでは精彩を欠いたキミー・マイズナー(USA)は決して本調子ではないながらも、フリーでは現時点でのベストの演技をして、浅田真央をかわして2位に入りました。次戦は先述の通り、安藤美姫と同じフランス大会。2位以上であればファイナル進出確定でしょう。あと3週間でどれだけ調子を上げられるか。


今週末に開催されるGPシリーズ第2戦カナダ大会(スケートカナダ)では、昨シーズンのジュニアチャンピオンであるユナ・キム(KOR)がシニアのグランプリシリーズに初出場します。ジュニア世界選手権で浅田真央を下して優勝したのは決してフロックではありません。この8ヶ月でどれだけ成長しているか楽しみ。


ところで、スケートアメリカ男子シングルで優勝した織田信成。ショートプログラムを滑り終えた後のキメポーズが"ゲッツ"でした。
なかなかやりますな。
Getsoda


Fs06_1_medalist
なぜ真央だけカメラ目線?

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