羽生結弦のSP世界歴代最高得点は.....(2012年10月)
2012年GP第1戦スケートアメリカの男子ショートプログラムで、羽生結弦が世界歴代最高得点(95.07)を記録したとニュースで報じられています。
彼が素晴らしい演技をしたことには変わりありませんが、世界歴代最高得点には今シーズンのルール変更が少なからず影響しています。
今シーズンから、ショートプログラムでも演技後半に行なったジャンプの基礎点が1.1倍されることになりました。昨シーズンまでの計算方法で算出すると、約2点低いことになり、これは2011年の世界選手権でパトリック・チャンが記録した93.02点とほぼ同じということになります。
(ただしルール改正に合わせて、演技構成も変えているので単純比較はできませんが)
以前にキムヨナが世界歴代最高得点を記録したときにも書きましたが、ルールやレギュレーションは毎年変わっていますし、ジャッジするメンバーも大会毎に異なるので、「世界歴代最高得点」ということにはあまり意味がありません。
| 固定リンク
「フィギュアスケート」カテゴリの記事
- STARS ON ICE 2018 のスケジュールおかしいよ →フィギュアスケート選手を酷使(2018.03.26)
- アレクサンドラ・トゥルソワが4回転サルコウと4回転トウループに成功@2018年世界ジュニア選手権(2018.03.11)
- 絶対王者羽生結弦が伝説になった日(2018.02.21)
- ザギトワの金メダルは欧州選手権のPCS爆上げが要因の一つ(2018.03.03)
- 本田真凜は演技構成の予定表を適当に書いてる?(2017.10.09)
コメント