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2015/03/06

『マッサン』で歌われる「蛍の光」と「オールド・ラング・サイン」

2014年後期NHK連続テレビ小説『マッサン』では、エリーの故郷がスコットランドということもあり、スコットランド民謡やそれを原曲とする日本の歌が歌われています。


第21週~22週では、一馬の出征にあたり、「蛍の光」とその原曲である「オールド・ラング・サイン(Auld Lang Syne)」を歌うシーンが度々登場します。


「蛍の光」には普段歌われない3番と4番があって、愛国主義の思想が色濃く詞に表れています。
以下Wikipedia「蛍の光」より
 3番
 筑紫の極み、陸の奥、
 海山遠く、隔つとも、
 その真心は、隔て無く、
 一つに尽くせ、国の為。

 4番
 千島の奥も、沖繩も、
 八洲の内の、護りなり、
 至らん国に、勲しく、
 努めよ我が兄、恙無く。


なので、エリーとエマは「蛍の光」を嫌い「オールド・ラング・サイン」を歌ったのだと思われますが、そんなこと説明してくれないと視聴者はわからないよね。1番と2番を聴く限りでは、「蛍の光」でなにも問題ないと思うのだが。


「蛍の光」には2番に「さきくとばかり うとうなり」という歌詞があり、「さきく」とは「無事で」という意味であり、「無事に帰って来て欲しい」という想いが込められています。単なる別れの歌ではありません。


第22週3月4日放送の第129話では、エマが一馬を想いながら一人で「オールド・ラング・サイン」をオルガンで弾いていました。
ハナが「蛍の光だねぇ」と言うと、エリーは「違う。エマが弾いてるのはオールド・ラング・ザイン。スコットランドでは親しい人との再会を祝う歌。一馬に必ず生きて帰って来て欲しい。また逢いたいと願ってる。」と言っていたけど.....


以下Wikipedia「オールド・ラング・サイン」によると、
「この歌詞は、旧友と再会し、思い出話をしつつ酒を酌み交わすといった内容である。」


エマが一馬のことを想って弾く曲にふさわしいとは思えない。


ちなみにこんな歌詞です。
 旧友は忘れていくものなのだろうか、
 古き昔も心から消え果てるものなのだろうか。

 友よ、古き昔のために、
 親愛のこの一杯を飲み干そうではないか。

 我らは互いに杯を手にし、いままさに、
 古き昔のため、親愛のこの一杯を飲まんとしている。
 .....(つづく)


脚本もしくは演出の意図として、どうしてもスコットランド民謡を歌わせたいという狙いがあるように思えるが、「麦畑の歌」同様に、無理やり感が否めない。


<追伸>
スコットランド在住の方に質問したところ、出征の際には「オールド・ラング・サイン」は歌わないであろうという回答でした。一般的には新年を迎えるときやパーティーの締めに歌われるそうです。

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