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2018年2月

2018/02/25

ザギトワの演技構成(ジャンプ構成)批判について

平昌オリンピックで金メダルを獲ったことであらためて批判を浴びているアリーナ・ザギトワの演技(ジャンプ)構成。


ジュニアグランプリデビューとなった2016年8月のフランス大会以来、ショートプログラム、フリースケーティング共に演技後半に全てのジャンプを跳ぶという構成にしています。そんな演技構成できる選手がいるのかと衝撃を受けたことを今でも覚えています。ジュニアグランプリファイナルで優勝した頃から演技構成に対する批判が目立つようになりました。


ザギトワがジャンプだけに秀でた選手だったら、私も批判していたかもしれません。以前の記事にも書きましたが、ジュニア時代からスピンもステップも非常に上手く、要素の繋ぎも工夫されているので、ジャンプのない前半もジャンプの多い後半も魅力的な演技でした。これはシニアになっても同じ印象です。


否定派はショートもフリーも演技後半集中型のジャンプ構成はダメだと言う意見なのでしょうか?それともフリーだけに限ったことなのかな?


フリーだけダメという意見は、ショートの半分1分20秒は問題ないけど、フリーの半分2分間ではバランス悪いということ?1分と何秒までならば許容できる範囲なのか教えて欲しい。


アイスショーで2分間ジャンプを全く跳ばない演技をすることあるよね。それも否定するの?


また、今季のザギトワは後半にジャンプを3本跳んで、スピンを一つ入れて、ジャンプを4本跳ぶという構成です。ジャンプを5本続けて跳ぶ選手もいるけど、それは良くてこれはダメなの?


そもそも、もしザギトワの演技構成に否定的なジャッジがいたら、PCSのCompositionで極端に低い点数を付けるべきだと思うけど、ジュニア時代からこれまでそのようなジャッジは一人もいません。

.....いや一人だけいました。2017年12月グランプリファイナルの8番ジャッジ、イタリアのPaolo PIZZOCARI氏。ただし、この人はジュニアグランプリファイナルでもジャッジを務めているのですが、全てのジャンプを後半に跳ぶアリョーナ・コストルナヤとダリア・パネンコワには普通に採点しています。ジュニアは良くて、シニアはダメという考えなのか。それもおかしな話。


関係者の話として、ISUの総会でルール改正を提案するというニュース記事を見たが、本当だろうか?ほぼ全てのジャッジが正当な評価をしているのに、ルール改正とかありえないでしょ。

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2018/02/22

女子ビッグエア岩渕麗楽4位、ゾイ・サドウスキー・シノット3位@平昌オリンピック

2018年2月22日平昌オリンピック女子ビッグエア決勝、
岩渕麗楽4位、入賞おめでとう!!

バックサイドダブルコーク1080決めたかったよね。
でも、16歳、はじめてのオリンピックでこの結果は素晴らしい。
これからも応援しています。

①キャブ900/ステイルフィッシュグラブ 79.75点
②バックサイドダブルコーク1080/ミュートグラブ 67.75点
③バックサイドダブルコーク1080/ミュートグラブ 37.00点

79.75点+67.75点=147.50点


Zoi Sadowski Synnott(ゾイ・サドウスキー・シノット)3位、銅メダルおめでとう!!
冬季オリンピックではニュージーランド二人目のメダリスト。

でっかいバックフリップが大好きです。本人も好きだよね、絶対。
スイッチバックサイド900も大きくてかっこ良かった。
昨年の世界選手権ではスロープスタイルで2位、今回はビッグエアで3位、大きな舞台で結果を残しており、これからも活躍を期待しています。

①ダブルバックフリップ/インディグラブ 65.50点
②スイッチバックサイド900/メランコリーグラブ 92.00点
③フロントサイドダブルコーク1080/ミュートグラブ 34.5点

65.50点+92.00点=157.50点


2022年北京オリンピックでは、この二人が表彰台に立って欲しいものです。

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2018/02/21

絶対王者羽生結弦が伝説になった日

2018年2月17日、
平昌オリンピック・フィギュアスケート男子、
羽生結弦が金メダルで二連覇!!

1948年サンモリッツ、52年オスロ大会を連覇したディック・バトン(USA)以来66年ぶりの快挙。


絶対王者と呼ばれた男がフィギュアスケートのレジェンドになった。


昨年11月9日、NHK杯公式練習において4回転ルッツで転倒し負傷。右足関節外側靱帯損傷と診断された。その後、腱と骨にも炎症があることがわかり、約二か月間氷上でのジャンプ練習ができなかった。

本格的な練習を再開してからわずか一か月程で迎えたオリンピック。復帰戦となった2月16日のショートプログラムでは自己ベストに迫るほぼ完ぺきな演技を魅せて1位。111.68点、2位ハビエル・エルナンデスとは4.10点差、3位宇野昌磨とは7.51点差。

2月17日フリースケーティング、4回転はサルコウとトウループの2種類に絞り、それぞれ2回跳ぶ構成。そのためトリプルアクセルは1回しか跳ぶことができない(※1)。完璧に近い演技をしないと高得点は望めないプログラムだが、それを実現して優勝できる自信があったのだと思う。

ネイサン・チェンのSPがもっと高得点だったら、4回転ループを入れて、トリプルアクセルを2回跳ぶ構成にしたかもしれない。

フリーの演技後半最初のジャンプ4S+3Tまでは完璧。次の4Tは着氷が乱れてコンビネーションにできずREPEAT(基礎点70%)。次のジャンプは、3A+2Tの予定を3A+1Lo+3Sに変更してリカバー。最後の3Lzはバランスを崩して転倒かと思われたが、負傷した右足でなんとかこらえた。

最小限のミスに留め、演技が終わった瞬間、羽生結弦は勝利を確信した。
フリーの得点は206.17点で、TOTAL317.85点。


翌18日の会見で、右足首はまだ治りきっておらず、痛み止めを飲んで試合に臨んだことが明らかにされました。

フィギュアスケートでは、ジャンプの着氷時に体重の5~8倍の衝撃が掛かると言われています。足腰への負担は大きく、他のスポーツと比べて選手寿命は短い。4回転時代が始まってからその負担は激増し、コンディションを保つのは容易ではありません。

男子フィギュアで、オリンピック連覇という偉業を成し遂げる選手は、今後現れないかもしれません。


※1
3回転以上のジャンプを2回跳ぶことが出来るのは2種類まで。

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2018/02/13

強風の中行われたスノーボード女子スロープスタイル@平昌

平昌オリンピック、スノーボード女子スロープスタイルは強風のため予選が中止になり、12日に決勝2本ランで行われることになりました。しかしながら翌12日も風は収まらず、開始時刻の10時から1時間以上遅らせての強行開催。


各セクションではときおり突風が吹く状態で、スピード感がつかめずエアの距離が足りないまたは跳び過ぎの選手が続出し、多くの選手がジャンプで転倒しました。危険を感じて、ジャンプ台を跳ぶ直前で急停止する選手もいました。バーンが硬いこともあり、なんらかのケガをした選手も多かったのではないか。


オリンピックでのメダルを目指して必死で努力してきた選手が気の毒でなりません。スロープスタイルのコースはしばらく使わないはずだし、延期するという選択肢はなかったのだろうか?


来週行われるスノーボードビッグエアも風の影響が心配です。

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2018/02/10

岩渕麗楽スノーボード女子スロープスタイル・ビッグエア@平昌オリンピック

平昌オリンピックが開幕しました。
公式サイトがめっちゃ重いんだけど、大丈夫か?


冬季オリンピックでは、フィギュアスケート以外にフリースタイルスキーとスノーボードの競技が興味深いです。


中でも特に注目している選手は、スノーボード女子のスロープスタイルとビッグエアに出場する岩渕麗楽(いわぶちれいら)16歳。

昨シーズンのジュニア世界選手権でスロープスタイル2位、ビッグエア2位。今シーズンは2017年12月、ワールドカップでビッグエア初優勝。2018年1月、ワールドカップでスロープスタイル2位、Xゲームズでビッグエア2位。


フィギュアスケートで言うと坂本花織のように勢いのある選手。

メダルを期待しています。


◇スケジュール
2月11日(日)13:30~ スロープスタイル予選
2月12日(月)10:00~ スロープスタイル決勝
2月19日(月)09:30~ ビッグエア予選
2月23日(月)09:30~ ビッグエア決勝


ちなみに日本以外では、ニュージーランドの Zoi Sadowski Synnott選手を応援しています。


<追伸>
2月11日のスロープスタイル女子予選は強風のため中止になりました。12日10時から行われる決勝は選手全員による2本のランで行われます。NHK-EテレでLIVE放送予定。


<追伸>
女子ビッグエア決勝の日程が間違っていました。
2月22日(木)09:30~ ビッグエア決勝

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