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2018年9月

2018/09/29

ルール変更も関係なしのザギトワ、238点で優勝@2018年ネーベルホルントロフィー

2018年9月26日~29日開催のネーベルホルントロフィー女子はアリーナ・ザギトワが優勝。SP79.93点、FS158.50点、TOTAL238.43点。


ザギトワの演技構成が問題視され、今シーズンから後半のジャンプ1.1倍が最後の三つのジャンプだけに変更されましたが、そんなのおかまいなしに圧倒的に強い。


タイトルには「ルール変更も関係なし」と書きましたが、後半ジャンプ1.1倍が変更された一方で、GOEが-5から+5の11段階評価になり、質の良い要素にはより高い得点が与えられるようになりました。もともとジャンプ、スピン、ステップ全てにおいて優れていたザギトワは、ほとんどがGOE3から4の評価で昨シーズンと同程度の点数を得ています。


昨シーズンのフリーのプログラムはジュニア時代からの持ち越しで若干の見飽きた感がありましたが、新プログラム「カルメン」は少し大人びたザギトワを見ることができ、良いプログラムだと思います。


2位は三原舞依。
SP70.94点、FS138.28点、TOTAL209.22点。
とても良いスタートになりました。彼女はスケートが伸びやかで、美しい演技だなといつも思います。要素の繋ぎも工夫されていたし、PCSがもう少し高くても良さそうなものだが。


3位はベルギーのルナ・ヘンドリックス。
SP71.50点、FS132.66点、TOTAL204.16点。
私自身これまで全く注目していなかったのですが、非常に良い演技でした。


本田真凜は6位と残念な結果になってしまいました。
SP56.66点、FS122.23点、TOTAL178.89点。
アメリカに行ったことは良い決断だったと思いますが、まだ伸び悩んでいる最中という印象です。

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2018/09/23

紀平梨花が3A+3T, 3Aに成功し優勝@2018オンドレイネペラトロフィー

2018年9月22日、スロバキアで開催されたオンドレイネペラトロフィー女子フリースケーティングにて、トリプルアクセル+トリプルトウループ、トリプルアクセルに成功し優勝。


FS147.37点+SP70.79点=TOTAL218.16点


ショートプログラムでも3Aに挑戦しましたが、惜しくも転倒。ただし3回転半回っていると判定され、基礎点8.00からのGOEマイナス5評価で-4.00点、結果4.00点となっています。

SPでのトリプルアクセルはリスクが高いと言われますが、回転不足がなければ、転倒しても4点もらえるので、ダブルアクセルのGOEプラス2評価(3.30+0.66=3.96点)とほぼ同じ点数になります。


三つのジャンプの内、一つはアクセルジャンプを跳ばなければならないショートプログラムにおいて、トリプルアクセルを跳べるのは大きな強みです。


練習でも綺麗に決めていましたし、今シーズンの紀平梨花はトリプルアクセルにかなりの自信を持っているのだと思います。また、ジャンプだけでなく、スピン、ステップでも高い評価を得ています。


ショートは3Aが成功すれば77~78点程度まで伸びるだろうし、フリーで150点オーバーも狙えます。


まだシーズン始まったばかりですが、グランプリシリーズ優勝、全日本選手権優勝を期待しています。

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2018/09/17

宇野昌磨はインテリジェンス!?

日刊スポーツニュース『宇野は「インテリジェンス」五輪メダリストが太鼓判』というタイトルの記事が目に留まりました。


宇野はインテリジェンス!?


宇野昌磨はスパイだったのかしら?と思いながら本文を読むと次のように書かれていました。

『02年ソルトレークシティーオリンピック(五輪)アイスダンス銅メダリストのマウリツィオ・マルガリオ氏(43=イタリア)が宇野に太鼓判を押した。
会場を訪れ「常に準備ができている選手の1人であることは確か。毎回高く目標を上げていき、より難しいことに挑戦しているのは驚くべきこと」。五輪を経験しても変わらぬ姿勢を「責任感を持ちインテリジェンスな選手なので、(満足してしまう)問題は起こらないだろう」と評した。』


インテリジェンス(intelligence)は名詞で、知能、知性、知力、機密情報、諜報機関という意味。


マウリツィオ・マルガリオ氏が英語で話したのかイタリア語で話したのか判らないが、仮に誤って「intelligence skater」と言ったとしても、そのまま「インテリジェンスな選手」と報じるのは如何なものか。


正しくは「インテリジェンスの高い選手」または「インテリジェントな選手」。


これは「知性の高い」「知的な」という意味なのだけれど、マルガリオ氏は単に宇野昌磨が「知的」であると表現したのではなく、おそらく「一流のフィギュアスケート選手としてあるべき姿を心得ている」という意味合いではないか。


ちなみに日本語の「インテリ」という言葉は、インテリジェンスやインテリジェントの略ではありません。ロシア語のインテリゲンチャ(インテリゲンチア)の略です。


<追伸>
私自身は使いませんが、カタカナ語名詞+「な」で形容動詞化した言葉を見かけることがあります。
たとえば「アジアな空間」。スマホアプリ「どうぶつの森ポケットキャンプ」でも、「アジアな〇〇」というオブジェがあります。
「アジア的な」「アジアっぽい」というような意味で、本来であれば「アジアンな」とするべき。なぜ「アジアな」が定着(?)しているのかとても不思議に思います。

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